こZoomやNetflix、Spotifyなど、便利なサブスクリプションサービスが日常に浸透する一方で「使っていないのに課金される」というトラブルも増えています。
忙しい日々の中で更新通知を見落とし、いつの間にか自動課金されていた──そんな経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に私がZoomウェビナーの契約で体験した「サブスク自動更新の落とし穴」と、そこから返金に至ったまでの経緯を紹介します。
加えて「顧客対応とは何か」を再考させられたZoomの“人間味ある神対応”についても触れ、サブスク時代のリスク回避と信頼できるサービス選びのヒントをお届けします。
1. Zoomウェビナーを1ヶ月だけ使うつもりが…
私は2025年4月、Zoomのウェビナー機能を使って1回限りのイベントを開催しました。ウェビナーライセンスの料金は1カ月11,850円。
使用目的は明確で、そのイベントが終われば不要でした。だからこそ、私は「1ヶ月で自動的に終了するだろう」と思い込んでいました。
2. 自動更新に気づかず、まさかの2ヶ月分引き落とし
ところがその後クレジットカードの明細を見ると、5月と6月にも同じ金額が引き落とされていることに気づきました。合計で23,700円。
利用していないのに、気づかないまま課金されていた──これはまさに、サブスク時代の落とし穴です。
もちろん、勝手に契約が書き換えられたはずもなく、私の思い違いです。メールなどで通知もあったはず。しかし、忙しい中で見落としていた自分にも非があると分かっていました。
3. ダメ元でZoomに英語で問い合わせた結果
それでも金額が小さくないため、私はZoomに英文で問い合わせを送りました。
I originally subscribed to the Zoom Webinar license in April for a one-time event. However, I was unaware that the subscription would auto-renew, and I was charged for May and June even though I did not use the service at all during those months.
Could you please consider issuing a refund for the unused months? I have already canceled the subscription to avoid further charges.
Thank you for your understanding.
ポイントは、強く主張するのではなく、状況を丁寧に伝えること。「使っていなかった」「意図していなかった」「すでにキャンセル済み」であることを事実ベースで伝え、あとは相手の判断に委ねました。
4. Zoomの“人の判断”がくれたもの
1週間後、Zoomサポートからの返信が届きました。
そして数日後、合計23,700円がカード会社に返金されていました。
これは、マニュアル通りであれば断られてもおかしくない話です。にもかかわらず、Zoomは“使っていなかった”という状況を踏まえて柔軟に対応してくれました。
5. Zoomと他社の違い──引き止めのためだけの“特別プラン”
Zoomの対応が印象に残ったのは、単に返金してくれたからではありません。他社との人間らしさの差が際立っていたからです。
ある大手通信キャリアに契約変更の連絡をしたときのことです。解約の意向を伝えた瞬間、それまで一度も案内されなかった「お得なプラン」を提示されました。
「実はお客様に特別な割引が適用できます」
とても親切そうな口ぶりでしたが、これまで高額なプランを当然のように継続させてきた会社が、突然“あなたのため”と割引を提示するのは、単に流出防止の反応でしかありません。
また、契約時は「どれほど手厚いサポートが受けられるか」「今だけのお得な特典」などを強調するのに、いざトラブルや変更を申し出ると「それは規約ですので」「できかねます」と機械的な対応で一切の柔軟性を見せない──そんな体験をしたことがある方も多いはずです。
Zoomのように、契約後にも誠実に対応してくれる企業はそう多くないのかもしれません。そう気づいたとき「ここには人がいる」という安心感が、強く心に残ったのだと思います。
6. サブスク時代に企業が持つべき“責任感”
今、多くのサービスがサブスク化し、一度契約すると放っておいても課金されていきます。企業にとっては、継続課金=安定収益ですが、ユーザー側は「使っていない月」にも料金が発生するという構造に無力感を抱きがちです。
そんな中で、Zoomのように「使っていない・意図していなかった」ことを汲み取り、返金に応じてくれた対応は、まさに“人の判断”がなせること。
これは単なる返金以上に、この企業は信頼できるという印象を与えるものでした。
まとめ:信頼は“行動”で示される
今回、Zoomから返金してもらったこと自体もありがたいですが、それ以上に感じたのは、言葉ではなく“行動”で信頼を築いている企業の姿勢です。
何か困ったときに機械的にあしらわれるのではなく「事情を考慮してもらえるかもしれない」と思える対応。それこそが、これからのサブスク時代に、ユーザーとの長期的な関係を築く上でのカギになるはずです。
Zoomのこの対応には、心から感謝しています。
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